香春神社
神社のご案内
【延喜式神名帳】
豊前國 田川郡三座〔並小〕
辛国息長大姫自命神社(からくにおきながおほひめおほまのみことのかみのやしろ)
忍骨命神社(おしほねのみことのかみのやしろ)
豊比賣命神社(とよひめのみことのかみのやしろ)
- 神社名:香春神社
- 神社名カナ:カワラジンジャ
- 鎮座地:〒822-1406 福岡県田川郡香春町香春733(地図はこちら)
御祭神
第一座 辛国息長大姫自命(カラクニオキナガオオヒメオオジノミコト)
神代二唐ノ経営渡ラセ給ヒ崇神天皇ノ御代二御帰国香春一ノ岳に鎮リ給フ
第二座 忍骨命(オシボネノミコト)
天照大神ノ第一皇子ニシテ二ノ岳二鎮リ給フ
第三座 豊比賣命(トヨヒメノミコト)
神武天皇ノ外祖母住吉大明神ノ御母ニシテ三ノ岳ニ鎮リ給フ
「境内案内板」より
由緒
当神社ハ三柱ノ神(辛国息長大姫自命・忍骨命・豊比賣命)ヲ奉斎セル神社ニシテ遠ク
崇神天皇ノ御宇ニ創立セラレ、各神霊ヲ香春岳上頂三ヶ所に奉祀セシガ元明天皇ノ和銅
二年ニ一ノ岳南麓ニ一社ヲ築キ三神ヲ合祀シ香春宮ト尊称セラル、延喜式神名帳ニ在ル
、豊前一ノ宮六座ノ内ノ三座ナリ
明治四年九月郷社ニ列セラレ、香春神社ト改称 明治6年7月15日県社ニ列セラレ
今日ニ至ル
「境内案内板」より
和銅2年(709)、一ノ岳南麓に一社を建立し、三神を合祀したのが起こりとされ、延
喜7年(903)、延喜式神名帳に「田川郡三座」「香春社」として名前があげられる。
戦国期、豊臣秀吉九州平定につき社領没収等により神社衰退、小笠原藩によって再興し、
明治4年『香春神社』と改称。同6年『県社』に定められ現在に至る。建築物として鳥居
や手洗盤などは江戸初期であるが本殿以下は文化・文政の頃に建て替えが行われ今に至っ
ている。ただし、西側回廊については損傷激しく平成に入り改築されている。
「境内案内板」より