荒穂神社

神社のご案内

【延喜式神名帳】
 肥前國基肆郡一座〔小〕
 荒穗神社(あらほのかみのやしろ)

  • 神社名:荒穂神社
  • 神社名カナ:アラホジンジャ
  • 鎮座地:〒841-0204 佐賀県三養基郡基山町宮浦2050地図はこちら

御祭神

瓊々杵尊 五十猛命 他6社

由緒

当社は「日本三代実録」貞観2年(860)の項に荒穂天神の名で神階昇叙の記事がみえ
延喜5年(927)撰進の「延喜式」神名帳に社名がみえる式内社(肥前国では4社)で
由緒が古く格式の高い古社である。藩政時代は基肄郡上郷総社・明治6年郷社・昭和2年
県社、戦前は基山村(町)の産土神社であった。
祭神は、古来諸説あるが民俗学上の原初は基肄山山頂の玉々石を磐座として農耕に惠みを
与え豊穣をもたらす自然神・産霊神であると考えられる。貞享元年(1684)の「荒穂
神社縁起」には、中央に荒穂大明神、左一に下鴨大神、左二に八幡大神、右一に宝満大神
、右二に春日大明神、右三に住吉大明神の六社としている。
創建は、同縁起に人皇第37代孝徳天皇の御代(645~654)基肄国造物部金連の
後裔金村臣によるとされている。社殿は最初基山山頂にあったが、戦国の兵火にかかっ
て転々とし、当地に造営されたのは貞享2年である。現社殿(流れ造り)の拝殿は文政
2年(1819)、神殿。中殿は安政5年(1858)の改建になる。神課は12人で
あった。
                              「境内案内板」より

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