早吸日女神社
神社のご案内
【神名帳】
豊後國海部郡
早吸日女神社(はやすひひめのかみのやしろ)〔小〕
- 神社名:早吸日女神社
- 神社名カナ:ハヤスヒヒメジンジャ
- 鎮座地:〒879-2201 大分県大分市佐賀関3329(地図はこちら)
御祭神
八十枉津日神(やそまがつびのかみ)
大直日神(おほなほびのかみ)
底筒男神(そこつつのをのかみ)
中筒男神(なかつつのをのかみ)
表筒男神(うはつつのをのかみ)
大地海原諸神(おおとこうなばらもろもろのかみ)
由緒
《創 祀》 皇歴紀元前7年(西暦紀元前667年)
《社 格》 式内社、旧県社
《境内地》 21,196坪(70,069平方メートル)
《境内神社》 12社
《主な祭典》 1月1日 元旦祭
2月28日 祈年祭
5月3日 ふじ祭
6月30日 大祓
7月28日 神衣祭
7月29日 例祭、神幸祭
7月30日 還幸祭
11月15日 七五三祭
11月29日 新嘗祭、大麻頒布祭、講大祭
12月31日 大祓
《由 緒》 当社は、人皇初代神武天皇東遷の途次、海女、黒砂、真砂の二神が速
吸の瀬戸の海底から大蛸が守護してきた神剣を取り上げて天皇に奉献
し、その神剣を御神体として天皇御自ら古宮の地に奉斎し建国の大請
願をたてられたのが創祀である。
大宝元年(701年)、神慮によって現在の地に遷座、延長5年(9
27年)、朝廷、延喜式を制定するに当り式内社に列せられ、爾来、
諸災消除、厄除開運の神として皇室を始め諸大名の崇敬厚く、遠近の
諸人も伊勢神宮になぞえて関大神宮又お関様(関権現)とも称し、
伊勢神宮に参拝することを参宮、当社に参詣することを半参宮ととな
え、多くの信仰をあつめて今日に及ぶ。慶長5年(1600年)、兵
火により社殿、宝物一切を消失したが慶長7年、加藤清正候 当地を
領するに当り社殿を再建、後の藩主細川候の再建修築に係る建造物
多数現存、昭和48年社殿修築、社務所、参集殿新築工事竣工により
神社の荘厳さを更に加える。
平成16年3月、本殿、総門、及び当社社家〔小野家住宅〕の三件、
大分県指定有形文化財となる。
「境内案内板」より