御勢大霊石神社

神社のご案内

【延喜式神名帳】
 筑後國御原郡
 御勢大靈石神社(みせのおほたまいしのかみのやしろ)〔小〕

  • 神社名:御勢大霊石神社
  • 神社名カナ:ミセタイレイセキ ジンジャ
  • 鎮座地:〒838-0015 福岡県小郡市大保1032地図はこちら

御祭神

祭神一座 足仲彦大神(14代 仲哀天皇)
相殿四座 天照皇大神
     八幡大神
     春日大神
     吉富大神(長栖の長者で738年社殿創建)

由緒

神功皇后2年(202)創建、社記・伝説によれば第14代仲哀天皇は熊襲征伐に当り、
橿日宮の本陣より此の地に軍を進められ大保の里が白州で清浄であったので天神地祗を祀
り仮陣地として軍を指揮された。偶々近臣を従え士気を鼓舞するため戦線を廻られた折、
敵の毒矢に当られて此の地にて崩御された。皇后は時恰も激戦中で士気の沮喪をおそれ深
く秘して御殯葬申し上げた。
熊襲征伐後軍を纏めて御崩御を布告し、御霊柩を橿日宮に移して発喪された。その後、三
韓征伐に於て御魂代の石を軍船に乗せ、その石に仲哀天皇の御鎧及び兜を着せて征途につ
かれ、戦勝後凱旋されて、その石を天皇の御魂代として、大保の郷の殯葬の地に宮柱太敷
立て斎き祀られ御勢大霊石と崇められた。
今、社前にある石がこれで御剣・御衣も納められ御本體所と称する。御勢は夫にて皇后よ
りの尊親の称である。

《境内末社》  一、粟島神社(又の名は淡島神社) 祭神 少彦名命
        二、成末神社 御勢大霊石神社の荒御魂
        三、秋葉神社(又の名は愛宕神社) 祭神 火之賀具土神
        四、牛天神社(又の名は宇迦之御魂神社) 祭神 保食神
        五、恵比須神社
        六、猿田彦神社

《境外末社》  白鳥神社(旧御神幸の下宮として奉斎)
        
《その他》   勅使御館之跡、勅使下向の時御招請の御館。今は名のみを残す旧蹟
        なり。

《御祭礼日》   1月1日  歳旦祭
         2月3日  節分祭
         2月6日  粥占い神事
        4月15日  石祭
        7月31日  大祓夏祭
         8月2日  茅の輪神事
        9月13日  粟島神社例祭
       11月15日  七五三祭
       12月14日  例大祭

                               「由緒書」より

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