伊勢天照御祖神社

神社のご案内

【延喜式神名帳】
 筑後國三井郡(ちくごのくにみゐのこほり)
 伊勢天照御祖神社(いせのあまてらすみおやのかみのやしろ)

※久留米市御井町と大石町に論社(推定される神社)がある。大石町鎮座の社は別途紹介。

  • 神社名:伊勢天照御祖神社
  • 神社名カナ:イセアマテラスミオヤジンジャ
  • 鎮座地:〒839-0851 久留米市御井町1地図はこちら

御祭神

天照大神

由緒

「延喜式神名帳」所載、筑後国大小四座のうちの一社で、いわゆる「式内」の古社である。天慶7年(944)の『筑後国内神名帳』には、「正五位下伊勢天照名神」とも見える。伝えるところによれば、恒武天皇の延暦3年(784)9月、国司藤原易興の受奏によって、伊勢国山田原(宇治山田、現伊勢市)より遷座、神貢57束が奉られたという。即ち筑後における最も由諸正しい皇大神宮(内宮)の分祀である。建仁元年(1201)の文書には、単に「伊勢社」とあり、室町時代末の『高良社画縁起』では、山麓大鳥居の北(現御井小学校正門付近)に「伊勢」の小祠が描かれているが、明和4年(1767)の府中大火を機として、現在地に遷座された。同年以降、毎年7月23・4の両日には『灯篭賑』が行われ、参詣者が群集したという。左右の境内社(八幡宮・天満宮)も、古くから山内に祀られていたものを、ここに遷したのである。

11月13日(摂末社例祭)

                                   『由緒書』

アクセス

山麓の二の鳥居から10分ほど参道を登る。


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