住吉神社

神社のご案内

【延喜式神名帳】
 壹岐嶋壹岐郡(いきのしまいきのこほり)
 住吉神社(すみよしのかみのやしろ)〔名神大〕

  • 神社名:住吉神社
  • 神社名カナ:スミヨシジンジャ
  • 鎮座地:〒811-5742 壱岐市芦辺町住吉東触470地図はこちら

御祭神

底筒男神
中筒男神
表筒男神

相殿 八千戈神(大国主命)
摂社 軍越神社(くさごいじんじゃ、住吉・深江・志原)祭神 八千戈神
末社 竹生島神社(ちくぶしまじんじゃ)祭神 市杵島姫命 ・倉稲魂神

由緒

住吉大神は伊弉諾大神筑紫の日向の橘の小戸の檍原に禊祓給ひし時生れ出で坐せる海洋守護の御神徳顕著なる大神にして神功皇后三韓を御親征の際御示顕に相成り皇后は御神託に依って船上に御鎮斎あらせられしに大神の和魂は玉体を守護し荒魂は其の先鋒となりて舟師を導きて霊験を顕はし給ひ刃に血ぬらずして三韓を征し給ふ
又八千戈神は又の御名を大国主神とも国造大巳貴神とも称奉りて天の広戈を執りて国土を経営し天下を平定し給ひし武勇の神に坐せり仍て御凱旋の御砌舟師を御津の浜に駐め給ひ鎮護の神として御視祭あらせられ敵国降伏の為軍越神事を定め臣安倍介麿に壱岐島を賜ひ大宮司としてその子々孫々をして永く奉仕せしめ異敵降伏国家安泰の神秘を行ふ軍越神事の秘法を伝えしめ給ふ
後御神託に依りて今の社地に遷座し奉れる由社伝に記されたり
斯の如く住吉大神は海路船舶の往来を守護し給ふ大神にてあらせらるゝを以て
世に船魂の神とも称奉りぬ
相殿に坐す八千戈神は天神の勅を奉じて天下を巡周し給ひ村邑を開き田畑を開墾し道路を改修し医薬禁厭(エン)の法を定め万民安居の基礎を立て専ら国土を経営し給ひし大神なり
当神社は神功皇后御帰陣の際御親祭の由緒深き古社にして即ち住吉神社の草わけとも申奉るべき日本最初の住吉神社総本宮なり次いで御鎮斉あらせられたる長門摂津、筑前の住吉神社と共に日本四住吉の一にして古来式内名神大社長崎県下筆頭の古社として知られたり、明治四年五月十四日国幣中社に列せられ給ふ、かくて御鎮座以来現今に至る迄海上安全国土安泰等々に御霊験の顕著なるものありて島内は勿論全国よりの賽者年中絶ゆることなし

宝物 元文年間火災の為大部焼失其後の有志の奉納品等
   ・鏡  十七面  明治四年境内の池中より掘出
   ・高野四社名神の画 壱軸(県文化財)明治27年大阪市住大谷六左エ門寄附

年中行事 春祭(4月11日)
     軍越祭(1月、5月、10月)
     例祭(11月9日)
     奉賛神楽(12月20日)壱岐の大大神楽奉を奉納する
                                   『由緒書』

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