國津意加美神社(旧 妙見宮)

神社のご案内

【延喜式神名帳】
 壹岐嶋石田郡(いきのしまいしだのこほり)
 國津意加美神社(くにつおかみのかみのやしろ)

  • 神社名:國津意加美神社(旧 妙見宮)
  • 神社名カナ:クニツオカミジンジャ
  • 鎮座地:〒811-5133 長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触589-2地図はこちら

御祭神

祭神  素盞鳴尊
配祀  大巳貴命
    奇稲田姫命
    闇袁加美神  

由緒

当社は旧武水郷(現・郷ノ浦町)の惣廟である。「延喜式神名帳」には「壱岐島石田郡國津意加美神社」と記録されており「社記」によれば、神代に素盞鳴尊韓国を巡り給ひて御帰朝の際我が壱岐国郷ノ浦江上に着岸ましまして後茲に宮殿を建つ是より村浦の宗廟と崇敬し奉りて妙見宮と申すとある。
当社は古来御願元と称し旧藩主格別の崇敬神社にして国中諸社の首班に置き、定祭には幣使式日には代拝として亀丘城城代を参向せしめ、又松浦藩主壱岐を巡見するに当りては親しく参向し、恭しき礼幣を奉奠せらる故に当社を直参の社とは申すなり。昔神田神領等存し社殿の造営概ね国守の直営に係り、奉仕の祠官跡特殊の格式及職権を附与せられ、以て維新の際に及べり。仍而神社の設備完整し、国内屈指の社頭となりしは寔に所以ありと謂うべし従って当時祭祀の荘厳盛大の状に至りては、国中類例を見ざる所なり。
                                「壱岐国神社誌」
延宝4年(1676)6月 国内延喜式登録の神社調査により式内小社國津意加美神社に査定され藩主松浦鎮信は木鏡御正体と石額とを献納した。
明治9年12月4日村社に列せられ 大正14年3月10日神饌幣帛料供進神社に指定された。

                                   『由緒書』

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