美奈宜神社

神社のご案内

【延喜式神名帳】
 筑前國下座郡(しもつあさくさのこほり)
 美奈宜神社(みなぎのかみのやしろ)三座〔並名神大〕

 ※朝倉市荷原と林田に論社(推定される神社)がある。林田鎮座の社は別途紹介。
 

  • 神社名:美奈宜神社
  • 神社名カナ:ミナギジンジャ
  • 鎮座地:〒838-0029 福岡県朝倉市荷原2421地図はこちら

御祭神

天照皇大神、住吉大明神、春日大明神
(相殿)神功皇后、武内宿祢

由緒

第14代仲哀天皇は白髪山(古処山)を本城とする敵「羽白熊鷲」を討つため軍を進めら
れていたが途中病気で急逝。しかし神功皇后は喪を秘して武内宿祢等を従えて喰那尾山頂
(ここから北西に200m)の地で陣を敷き謀議の末賊を討たれた。これはお告げをうけ
た三神の助であるとして美奈宜川上「池辺」(ここから東300m)の地で戦勝奉告をさ
れた。後に仁徳天皇(神功皇后の孫)の勅願により「池辺」にこの神を祭るようになった
(西暦312年頃)。後世ここを「本宮」と云う。

《遷宮》   1、大宝元年旧九月二十二日(西暦751年)喰那尾山頂の陣跡へ。
       2、元弘三年(西暦1333年)大宮谷(ここから100m上)
       3、天正二年十一月(西暦1574年)領主秋月種実の頃現在地へ。
         神領50町 神官・社僧36人仕えていた。

《社格》   貞観元年正月廿七日(西暦859年)「従五位上」と云う位を給う。之は
      「三代実録」の文中に見える。又延喜式十巻神名帳(西暦920年頃の書)
       に「筑前国下座郡美奈宜神社三座」名神大と記載あり。

《祭礼》   十月二十二日の「おくんち」は獅子、羽熊等お供200人の御神幸行列が
       今なほ行われている。

                               「境内案内板」より

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